切迫性尿失禁や過活動膀胱の治療薬の副作用について

 

尿もれ、中でも切迫性尿失禁や過活動膀胱になると病院で薬を処方してもらって対応している方も多いと思います。

 

でも、薬って飲み続けるの抵抗ありませんか？

 

胃が悪くならないかな、副作用はないのかなって心配になります。

 

今回は、尿もれの治療薬の副作用についてまとめてみました。

 

 

尿漏れが起こってしまったら、特に、切迫性尿失禁や過活動膀胱と診断されれば、薬による治療がメインとなります。

 

女性に多い尿もれの原因は、骨盤底筋という筋肉の衰えからくるものもありますが、膀胱の働きが弱まり少量の尿でも膀胱が収縮して尿を排泄するために起こるものもあります。

 

筋肉の衰えだとエクササイズで改善することもできるのですが、膀胱の動きは自分の力でコントロールできません。

 

そこで薬の作用で膀胱の収縮を抑えて、尿をためる機能を正常に保つように改善していきます。

 

 

 

尿もれの治療薬として使用される薬で主な種類のひとつが、抗コリン薬です。

 

その働きによって緊張している膀胱の筋肉をほぐして、その収縮を抑えて尿の漏れを防ぐのです。

 

この薬の働きのお蔭で、8割から9割という高い割合で改善効果が見られています。

 

 

 

ただし薬ですから、全く副作用がないわけではありません。

 

 

服用することにより口の中が激しく乾いたり、便秘になる、物がぼやけて見えるなどの症状がみられることがあります。

 

 

 

他にもβ受容体刺激薬という薬もあります。

 

これは尿道とその周りの筋肉を動かすβアドレナリンの受容体を刺激して、緊張している膀胱の筋肉をほぐす作用があります。

 

それと同時に尿道のしまりをよくして尿の漏れを防ぐ効果も期待できるのです。

 

 

ただしこのβ受容体刺激薬も副作用があり、手足のふるえや吐き気、動悸などの症状が見られることがあります。

 

 

これらの薬を服用して副作用が見られなければ問題ありませんが、何か症状が出てきて体調が思わしくない時は、薬を処方してくれた医師に速やかに相談するようにしましょう。

 

別の種類を処方してくれるなどして、適切な対応をとってもらえるはずです。

 

 

 

また、頻尿や尿もれに効果があると言われているペポカボチャというかぼちゃの種の成分が入っているサプリメントを使ってみるのも手です。

 

薬ほど強くはなく、効き目も緩やかですが、副作用が少ないです。

 

 

ペポカボチャを使ったサプリの一覧はこちら

 

 

切迫性尿失禁や過活動膀胱は原因がわからないことも多いので、尿もれの対策に薬を飲み続けないと不安になるものです。

 

一方で、薬の副作用が心配になったり、薬が効かなくなって来たり、そもそも薬が効かなくて困ったり。。。そんな時には違った薬をためしたり、サプリを試してみるのもいいかもしれません。

 

まずは、医療機関の先生と相談してみてくださいね。